「初めまして、世界」
7年間誘拐、監禁されていたママと、そこで産まれた5歳の息子ジャック。
そんな2人の決死の脱出劇?
サイコスリラーか!?
ではなく !
脱出後を描いたヒューマンドラマだったのだ!
「部屋」と、ママが世界の全てだった息子ジャック。
ドアの外側の世界の変化のスピードに、困惑しながらも柔軟に対応して逝く一方、
ママは「経験」がそれを邪魔し、壊れていく。
オトナは経験との戦い。
「知っている」と言うことは、どういうことなのか?
オトナは「経験」によって、知らず知らずの内に
狭い納屋の様な世界に自分を閉じ込めてしまいがちだ。
その方が「安心」だからだ。
そんな中、ママはもう1人の自分である息子に
何度も救われるのであった。
「子供は可能性」
外の世界に出るということは、経験(自分)を否定する事のようでもある。いや、否定ではなく、客観視である。
内側からだけでは、自分の外側は見えないが、
外の世界を見ることはできる。
視界はどんな生きものもいつも、外を向いている。
理由はきっと
外へ出る為だ。
劇中の天窓から見える空は宇宙空間だと、ジャックは言う。
外に出る事でしか、客観的な自分を理解すること
はできない。
そう教えてくれる映画です。
ママ役ブリー・ラーソンのアカデミー賞受賞が話題にもなりましたが、
やはり子役のコ、天才です。
映画同様、作品のテーマを構築する
俳優ジェイコブ・トレンブレイの表現力。
圧巻です。
浦和 美容師ナックさん【オフィシャルブログ】
今はサボテンのことや、へっぽこ先生について書いてます。私は美容師で、お客様を笑顔で溢れる雰囲気にします。また、浦和からソフィスティケイトなオシャレで素敵な女性を輩出し続けます。尚、タオルのレンタルサービスは行っておりません。
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