勝手に感想#2 映画 「ROOM」

「初めまして、世界」7年間誘拐、監禁されていたママと、そこで産まれた5歳の息子ジャック。そんな2人の決死の脱出劇?サイコスリラーか!?ではなく !脱出後を描いたヒューマンドラマだったのだ!「部屋」と、ママが世界の全てだった息子ジャック。ドアの外側の世界の変化のスピードに、困惑しながらも柔軟に対応して逝く一方、ママは「経験」がそれを邪魔し、壊れていく。オトナは経験との戦い。「知っている」と言うことは、どういうことなのか?オトナは「経験」によって、知らず知らずの内に狭い納屋の様な世界に自分を閉じ込めてしまいがちだ。その方が「安心」だからだ。そんな中、ママはもう1人の自分である息子に何度も救われるのであった。「子供は可能性」外の世界に出るということは、経験(自分)を否定する事のようでもある。いや、否定ではなく、客観視である。内側からだけでは、自分の外側は見えないが、外の世界を見ることはできる。視界はどんな生きものもいつも、外を向いている。理由はきっと外へ出る為だ。劇中の天窓から見える空は宇宙空間だと、ジャックは言う。外に出る事でしか、客観的な自分を理解することはできない。そう教えてくれる映画です。ママ役ブリー・ラーソンのアカデミー賞受賞が話題にもなりましたが、やはり子役のコ、天才です。映画同様、作品のテーマを構築する俳優ジェイコブ・トレンブレイの表現力。圧巻です。

【勝手に感想】#1映画GANTZ:Oを見て、カタルシスをカタル。

GANTZ大ファンのナックです。趣味で勝手に映画レビューを書いてみます!ネタバレ、あるので、これから見る人は読まないで、映画観た人だけ読んでね!実写版、GANTZに続きまして、CGムービーで「GANTZ:O」が映画化。そして、先日レンタルが開始されたので、 シンゴジラ カタストロフィまでの繋ぎとして観てみました。良かった点。①圧倒的映像美。最新CGって、もはや実写超えてますね。おかしな話ですが、SFなんで、アニメ、漫画の映画化は、人間ナマ(実写)で合成するより、全編CGの方が絶対にいい!②岡八朗 かっこよすぎる! 

「贖罪」

あたし、あなたをこんな目に合わせて悪かったと思ってるの。先日の事件から、早々に判決を下した。我々浦和サロン裁判所は、被告人に「サボテンを復活させなあかんの刑」の実刑判決を下したのだ。そして、罪人がお務めをはたすまでを、あえて被害者のサボの視点で公開する。あれから月日は過ぎ…その時、被害者サボは、まだ見ぬ世界に思いをはせるのだった。